9月の季節花は様々ありますが、なかでも「菊」は少し特別なのですが、皆さまご存知でしたか?
というのも旧暦の9月9日は「重陽の節句」と言い、菊の花が咲く季節から別名「菊の節句」ともいわれています。
邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わし祝い事を行っています。
そんな菊を使った「菊湯」を実施しました。
今年は「スプレーマム」という品種を使用し、色とりどりに浮かべた大浴場は、うっとりするほど美しい光景でした。
菊に含まれるカンフェンなどの精油成分によって皮膚を刺激し、血行を促進することで老廃物の代謝を活発にしたり、保温効果を高めることで夏の疲れをほぐしてくれる効果もあるようです。
夏から秋への季節の変わり目は、夏の暑さや冷房による冷えで、体調は崩れがちです。ほんのひとときでしたが、カラダの芯から温まっていただけたようでした。

